今日のニュース
1. ホルムズ海峡の通航障害、世界のコンテナ物流を含むサプライチェーンに波及
ホルムズ海峡で発生している通航障害が、世界規模のサプライチェーンに打撃を与えている。同海峡はペルシャ湾と外洋を結ぶ要衝で、封鎖状態が5週間に及ぶなか、コンテナ船を含む商船の航行に支障が生じている。各船社の運航スケジュールや運賃水準、さらには荷主のコスト負担増大への波及が懸念される状況だ。
(英語)https://container-news.com/strait-of-hormuz-disruption-hits-global-supply-chains/
2. コンテナ運賃指数WCIは2,287ドルで横ばい、船社は燃料サーチャージ上乗せの動きを強化
Drewryが公表する世界コンテナ運賃指数(WCI)は1FEUあたり2,287ドルで前週からほぼ横ばいとなった。一方、コンテナ船社各社はバンカー(船舶燃料)サーチャージの引き上げ・新設を推進しており、燃料価格上昇分を荷主へ転嫁する姿勢を鮮明にしている。指数上は安定でも実質的な輸送コストは上昇基調にある。
(英語)https://container-news.com/wci-holds-steady-at-2287-as-carriers-push-for-bunker-surcharges/
3. トラック標準的運賃の前提「軽油120円」が現実と大きく乖離、制度の空文化を指摘
国土交通省が2024年3月に改定したトラック標準的運賃は、燃料サーチャージの基準値を軽油1リットル120円に設定している。しかし現在の軽油全国平均価格は補助金込みでも159円に達しており、基準値との乖離が拡大。海コン陸送を含むトラック運送事業者にとって、標準的運賃の前提条件が実態と合わなくなっている。
http://www.logi-today.com/933665
4. ホルムズ封鎖5週間、国内エチレン6基減産継続でナフサ価格は2倍に高騰
ホルムズ海峡封鎖から5週間が経過し、国内エチレン設備12基のうち6基の減産が続いている。追加停止こそ回避されたものの、非中東ルートからの調達では中東減少分を補いきれず、原料ナフサの価格は2倍に高騰した。化学品を中心とするコンテナ貨物の荷動きや輸出入量にも間接的な影響が及ぶ可能性がある。
http://www.logi-today.com/933714
今日のまとめ
ホルムズ海峡の封鎖が5週間に及び、コンテナ船の運航障害やナフサ価格の倍増など、海上・陸上の物流と産業に広範な影響が波及している。コンテナ運賃指数自体は横ばいで推移しているものの、船社による燃料サーチャージの引き上げや国内トラック運賃の基準乖離が重なり、荷主の実質的なコスト負担は増大方向にある。中東情勢の長期化が、エネルギー・化学品から陸送コストまで連鎖的に圧迫する構図が鮮明になった一日といえる。
※ 週末は業界メディア・政府機関の配信が少ないため、本日は掲載本数が通常より少なくなっています。
ここ1週間のまとめ
ホルムズ海峡の封鎖が5週目に突入し、約2,000隻の商船と約2万人の船員が足止めされる事態が週を通じて最大の焦点となった。イランが通行料制度を正式承認する一方、CMA CGM(仏大手コンテナ船社)による初の商業航行や米政府の保険保証枠倍増など、通航再開に向けた動きも出始めたが、米情報機関はイランの早期開放に否定的な見解を示しており正常化の見通しは立っていない。アジア発北米向け運賃が29%急騰する場面があったものの、近年の大量新造船による船腹過剰が運賃の全面的な高騰を抑制する構図も見られた。国内では4月1日に改正貨物自動車運送事業法が施行され、白トラ規制や再委託回数制限など海コン陸送を含む物流の商慣行に構造的な見直しを迫る制度改正が一斉に動き出した。さらに日本物流団体連合会が燃料供給危機への声明を発出し、荷主に納期柔軟化と価格転嫁を求めるなど、中東情勢の波及が国内物流の現場レベルにまで及んでいる。
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