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2026/04/03

【海コン業界ニュース】04/03 まとめ

今日のニュース TOP10

1. ホルムズ海峡封鎖の影響でアジア-北米向けコンテナ運賃が29%急騰

国際海運

米国・イランの軍事衝突に伴うホルムズ海峡封鎖の影響が海上コンテナ輸送に直撃し、アジア発北米向けの海上コンテナ運賃が29%の急騰を記録した。サプライチェーン全体への波及が広がっていると専門家が警鐘を鳴らしている。
(英語)https://www.freightwaves.com/news/strait-of-hormuz-closure-pushes-asia-us-ocean-rates-up-29

2. ホルムズ危機が5週目に突入、約2,000隻が滞留し正常化の見通し立たず

国際海運

ホルムズ海峡の商業通航停止から5週目に入った。国連の国際海事機関(IMO)は3月末時点で海峡周辺に足止めされた商船を約2,000隻、乗組員を約2万人と推計している。部分的な再開が伝えられるものの、滞留船舶の解消や航路安全の確認に時間を要し、正常化にはなお相当の期間がかかるとみられる。
http://www.logi-today.com/933085

3. 英国がホルムズ海峡再開に向け35か国の協議を主催へ

国際海運

英国政府がホルムズ海峡の再開を目指し、35か国が参加する多国間協議を主催すると発表した。トランプ米大統領の中東政策を受けて事実上閉鎖が続く同海峡について、国際的な枠組みで通航再開の道筋を探る動きが本格化している。エネルギー輸送だけでなくコンテナ航路にも大きな影響が続いており、協議の行方が注目される。
https://gcaptain.com/uk-to-host-talks-with-35-countries-on-reopening-strait-of-hormuz

4. CMA CGMが日本と北欧州を結ぶ新サービス「オーシャン・ライズ・エクスプレス」を開設

国際海運

CMA CGM(仏大手コンテナ船社)が日本と北欧州を直結する新航路「オーシャン・ライズ・エクスプレス」を立ち上げた。ホルムズ海峡封鎖で中東経由ルートが制約を受けるなか、日本発着の欧州向けコンテナ輸送に新たな選択肢を提供する動きとして、荷主・フォワーダーの関心を集めそうだ。
(英語)https://container-news.com/cma-cgm-launches-ocean-rise-express-linking-japan-to-north-europe/

5. ONE運航船が高雄港でフィーダー船と接触しコンテナが海中に落下

国際海運

ONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)が運航するコンテナ船が台湾・高雄港でフィーダー船と接触し、複数のコンテナが海中に落下する事故が発生した。高雄港は東アジアの主要トランシップ拠点であり、航路や港湾オペレーションへの影響が懸念される。事故原因の詳細は調査中とみられる。
(英語)https://container-news.com/containers-fall-into-kaohsiung-waters-as-one-operated-ship-scrapes-feeder-vessel/

6. MSCがアジア-北米航路の緊急燃油サーチャージを改定

国際海運

MSC(スイスの世界最大手コンテナ船社)がアジア発北米向け航路の緊急燃油サーチャージ(EBS)を更新した。ホルムズ海峡封鎖に伴う燃料価格の高騰や迂回航路の増加を背景に、荷主のコスト負担がさらに増す見通しで、他の主要船社も同様の動きに追随する可能性がある。
(英語)https://container-news.com/msc-updates-emergency-fuel-surcharge-for-asia-north-america-trades/

7. 改正貨物自動車運送事業法の追加施行で利用運送事業者にも管理簿・書面交付が義務化

国内陸送

4月1日に改正貨物自動車運送事業法の追加施行が行われ、元請として荷主から受託する貨物利用運送事業者にも実運送体制管理簿の作成義務と書面交付義務が新たに課された。海コン陸送を含む多重下請け構造の可視化が狙いで、委託のたびに変わる実運送の体制をどう証跡として残すかが実務上の課題となる。
http://www.logi-today.com/932963

8. 改正物流効率化法が4月1日に施行、経産省が荷主向け解説動画を公開

政治・行政

4月1日に物流効率化法が施行され、全ての荷主・物流事業者に物流効率化の取り組みが求められることとなった。経済産業省は荷主向けにイラストを用いた概要説明や要点チェック動画をウェブサイトで公開し、法令対応を促している。海コン輸送を含む物流全般の生産性向上に向けた制度的枠組みが本格的に動き出した形だ。
https://www.lnews.jp/2026/04/s0402502.html

9. 国交省がサイバーポートのNACCS連携機能に航空貨物業務を追加へ

政治・行政

国土交通省は、港湾関連手続きの電子化基盤「サイバーポート」とNACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)との連携機能について、新たに航空貨物に関する業務の一部を追加すると発表した。これまで海上貨物が中心だったサイバーポートの対象が航空分野にも広がることで、国際物流全体のデジタル化が一歩前進する。
http://www.mlit.go.jp/report/press/port05_hh_000434.html

10. 中国がパナマ船籍の船舶を拘留、ルビオ米国務長官が懸念を表明

その他

パナマの裁判所判決に続く形で中国がパナマ船籍の船舶を拘留し、ルビオ米国務長官が法の支配を損なう行為として深刻な懸念を示した。パナマ船籍は世界最大の船籍登録数を誇り、コンテナ船を含む多くの商船が登録しているため、中国とパナマの関係悪化が国際海運全体に波及するリスクが指摘されている。
https://gcaptain.com/chinas-detentions-of-panama-flagged-vessels-raise-concerns-rubio-says/

今日のまとめ

ホルムズ海峡封鎖の長期化が業界全体を覆う最大の焦点であり、運賃急騰・燃油サーチャージ改定・迂回航路の新設など、コスト増と供給網の再編が同時に進行している。国内では改正貨物自動車運送事業法や物流効率化法の施行が重なり、海上コンテナの陸送を含む物流現場に新たな法令対応の負担がのしかかっている。地政学リスクと制度改正という二つの大きな変化が一度に押し寄せ、荷主・船社・物流事業者のいずれにとっても対応力が問われる局面にある。


ここ1週間のまとめ

ホルムズ海峡の危機が週を通じて最大の焦点であり、イランによる通行料制度の導入やフーシ派の参戦、船舶への攻撃、約2万人の船員の足止めなど事態は日を追うごとに深刻化した。各国が個別にイランと通航交渉を行う異例の展開となり、中国やトルコなど国ごとの対応力の差が鮮明になっている。航路迂回の長期化でコンテナ運賃指数は4週連続上昇し、定時運航率は59%まで低下した。紅海・南シナ海・パナマ運河でも緊張が続き、主要航路の不安定化が同時多発的に進行している。日本国内では4月1日に改正貨物自動車運送事業法が施行され、白トラ規制や再委託回数制限など海コン陸送の商慣行に構造的な見直しを迫る制度改正が一斉に動き出した。政府も医薬品等の確保対策本部設置や燃料サーチャージの導入要請など、中東情勢の波及に対する危機感を政策面で具体化させている。


海コン部会

PC-18上組コンテナターミナル【昼休みゲートオープン変更のおしらせ】
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/pc-18.html

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