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2026/06/06

【海コン業界ニュース】06/06 まとめ

今日のニュース

1. コンテナスポット運賃が早期化したピーク需要で急騰

国際海運

コンテナ海運のスポット運賃がここ数年で見られなかった勢いで上昇している。SCFI(上海輸出コンテナ運賃指数)は前週比155ポイント高の2,726.48を付け、過去2年で最高水準に達した。早期化したピークシーズン、紅海航路の混乱、前倒し需要、船社の強気な値付けが重なった結果である。
https://splash247.com/container-spot-rates-explode-as-peak-season-arrives-early/

2. Global Ship Leaseがコンテナ船10隻を新造発注、初の新造投資へ

国際海運

Global Ship Lease(ニューヨーク上場のコンテナ船用船会社)が、総額約9億1,700万ドルでコンテナ船10隻の建造契約を結んだ。同社にとって初の新造船投資となる。中型・リーファー積載強化型・ワイドビーム船型を採用し、次世代の定期船航路に対応する船隊への再編を進める方針だ。
https://splash247.com/global-ship-lease-dives-into-newbuilds-with-10-boxship-order/

3. 日本郵船などがブラジル-欧州間のグリーン海運回廊構築で連携

国際海運

Global Maritime ForumとRMIが取りまとめた共同事業体が、ブラジルのアスー港とベルギーのアントワープ・ブルージュ港を結ぶグリーン海運回廊の構築に着手する。参画企業はHIF Global、Fuella、日本郵船、Höegh Autoliners、Wallenius Wilhelmsenで、インフラ・船舶・事業性の評価を進める。
https://splash247.com/consortium-to-establish-brazil-europe-green-shipping-corridor/

4. 三生運輸がデンソーソリューションの自動点呼を採用、夜間要員を6人から2人へ

国内陸送

デンソーソリューション(自動車部品大手デンソー系のITソリューション会社)が、運送事業者向け管理システム「BSS」の三生運輸への導入事例を公開した。三生運輸では従来24時間体制だった点呼業務に自動点呼を組み込み、夜間配置の要員を6人から2人へ削減したという内容だ。
https://www.lnews.jp/2026/06/s0605701.html

5. 中国・江南造船所が原子力推進の浮体式物流ハブ構想を公表

その他

中国の江南造船所が、原子力推進による浮体式物流ハブの構想をギリシャ・アテネのポセイドニア展示会で発表した。コンテナ積み替えターミナル、エネルギー生産拠点、将来の船舶向け充電ステーションを兼ねる複合インフラとして位置付け、同社が掲げる原子力海運構想をさらに一歩進めた形だ。
https://splash247.com/chinese-yard-pitches-nuclear-powered-logistics-hub/

6. HD現代が原子力推進の自動車運搬船で基本承認を取得

その他

韓国のHD現代傘下のHD現代重工業とHD韓国造船海洋が、小型モジュール炉(SMR)を搭載した大型自動車運搬船(PCTC)の概念設計について船級協会から基本承認を取得した。コンテナ船から始まった同社の原子力推進船開発を自動車船分野へ広げる動きで、商用海運の脱炭素戦略にも波及する可能性がある。
https://splash247.com/hd-hyundai-takes-nuclear-ship-ambitions-into-car-carrier-sector/

今日のまとめ

スポット運賃の高騰や新造船発注、グリーン海運回廊への参画など、国際海運は需要逼迫と中長期の船隊・脱炭素戦略が同時並行で動いた一日だった。国内では自動点呼導入による省人化が進み、業界全体で原子力推進船を含む次世代インフラへの布石が目立った。


ここ1週間のまとめ

ホルムズ海峡封鎖の長期化と湾岸でのMSC船被弾など中東情勢の緊迫化が海運市場の不確実要因となり、運航リスクや保険料への波及懸念が強まった。ピークシーズン本格化を背景にDrewry(英ロンドンの海運コンサルティング会社)の世界コンテナ運賃指数は4週連続で上昇し、MSC、ONE(邦船3社合弁のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス)、マースク、CMA CGM(仏の大手コンテナ船社)など主要船社がピークシーズンサーチャージを相次ぎ導入した。脱炭素分野ではハパックロイドとSeaspan(コンテナ船貸渡し大手)のメタノール改修完了や川崎汽船のLNG二元燃料自動車船発注が進む一方、代替燃料船の新造発注ペースは鈍化し船主の慎重姿勢も鮮明となった。M&A・提携面ではAD Ports(アラブ首長国連邦の港湾物流大手)によるブラジルCLI買収やZIMの新CEO起用、シンガポール海事港湾庁とMSCの協業強化など事業再編が活発化した。国内では国土交通省の港湾BCP強化や自動運転社会実現本部の開催、阪神港と伊万里港の連携協定など、物流効率化と強靭化に向けた動きが続いた。


海コン部会

6/8(月) PC18【植検作業予定時間】
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/68-pc18.html

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