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2026/07/29

【海コン業界ニュース】07/29 まとめ

今日のニュース

1. 地政学リスクが追い風、CMA CGMの2Q海運利益42%増

国際海運

CMA CGMの2026年第2四半期決算で海運部門利益が前年同期比42%増となり、売上高も大幅に拡大した。紅海迂回による需給ひっ迫と運賃高止まりが収益を押し上げており、地政学リスクが業績を左右する構図が続いている。世界最大級の海運会社の好決算は、アジア発幹線航路の運賃水準が当面維持される可能性を示す重要な指標だ。
(英語)https://www.freightwaves.com/news/geopolitics-helps-cma-cgm-shipping-profit-soar-42

2. フーシ派、紅海でホルムズ型封鎖戦略の模倣を志向

国際海運

フーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡でイランのホルムズ海峡封鎖戦略と同様の手法を展開しようとしており、イエメン政府高官が国際社会の対応不足を批判した。紅海・スエズルートの不安定が続き、アジア—欧州間の迂回航路常態化が運賃高止まりを招いている。正常化がさらに遅れれば、日本発着コンテナ航路のコスト構造に長期的な影響が及ぶ見通しだ。
https://gcaptain.com/houthis-pushing-to-model-irans-hormuz-control-in-red-sea/

3. 安価ドローンが海上戦争リスクの地図を塗り替える

国際海運

カスピ海のイラン船舶がウクライナのドローン攻撃を受けたとされ、これまで安全とみなされてきた海域が新たな標的となった。ウクライナ紛争と中東情勢が連動し始めており、既存の戦争リスク保険の引き受け枠組みが対応しきれない状況が生じている。コンテナ船にも保険料上昇や迂回リスクが波及しうるため、運賃・コスト構造への影響が懸念される。
https://splash247.com/cheap-drones-redraw-shippings-war-risk-map/

4. CMA CGMが3航路のFAK運賃を8月中旬から改定

国際海運

CMA CGMは8月中旬から3つの主要貿易航路でFAK(品目一律)運賃を改定すると発表した。需給バランスや地政学リスクを反映した措置とみられ、主要海運会社による頻繁な運賃改定が続く状況だ。FAK運賃は荷主や海コン陸送事業者の採算に直結するため、改定内容と適用時期の把握が引き続き重要となる。
(英語)https://container-news.com/cma-cgm-updates-fak-rates-on-three-trade-lanes-from-mid-august/

5. マースクが極東—中南米航路のピーク時割増料金を改定

国際海運

海運大手マースクが極東アジアから中南米向けのピークシーズン割増料金(PSS)を改定すると発表した。中南米向け航路での荷動き増加と需給圧力を反映した措置とみられ、競合他社の価格動向とも連動している。アジア発主要航路の割増料金の変動は日本の輸出入コストに直接影響するため、荷主やフォワーダーが注視すべき動向だ。
(英語)https://container-news.com/maersk-revises-peak-season-surcharge-from-far-east-asia-to-latin-america/

6. CMA CGMとStonepeak、24億ドルの港湾合弁を正式設立

国際海運

CMA CGMとインフラ投資会社Stonepeakが24億ドル規模の港湾合弁「United Ports LLC」を正式に設立した。CMA CGMは海運事業に加えて港湾資産への垂直統合を加速しており、北米・欧州の主要港湾での影響力強化が戦略の核心だ。海運会社による港湾支配力の拡大は荷主や独立系港湾オペレーターの交渉環境を変えうる。
https://gcaptain.com/cma-cgm-stonepeak-complete-2-4-billion-united-ports-joint-venture/

7. 米国政府系コンテナ海運会社の設立を提言するレポートが公表

国際海運

米国の反独占団体が、外国系海運6社が世界コンテナ容量の約80%・米国貿易の90%超を支配するとして、政府系コンテナ船社の設立を提言するレポートを公表した。外国依存からの脱却を目的とした政策提言であり、議会での議論に発展する可能性がある。実現すれば外航コンテナ市場の競争構造や運賃水準に大きな変化をもたらしうる。
https://splash247.com/us-urged-to-create-public-container-carrier/

8. 強制労働関税に対する輸入業者の訴訟が米国で相次ぐ

国際海運

米国の輸入業者3社が60カ国近くへの強制労働関連関税の取り消しを求める訴訟を国際貿易裁判所に起こした。スパイス・時計・玩具など幅広い品目が対象で関税の合法性が争点となっており、判決次第では関税体系が見直される可能性がある。アジア—米国間コンテナ貿易量に影響しうるため、日本の輸出関連荷主も注視すべき動向だ。
(英語)https://www.freightwaves.com/news/forced-labor-tariffs-lawsuits

9. JR貨物、お盆期間に計636本のコンテナ列車を運転

国内陸送

JR貨物がお盆期間(8月7〜17日)に計636本のコンテナ列車を運転すると発表し、改正物流効率化法への対応支援も含む内容とした。モーダルシフト促進の機運が高まる中、需要に合わせた運転計画が示された形だ。トラック不足を背景に海コン陸送の一部を鉄道に切り替える動きと連動しており、荷主にとっての選択肢として注目される。
https://www.lnews.jp/2026/07/s0728102.html

10. 国交省、トラック事業者等向け事故防止補助金の申請受付を開始

政治・行政

国土交通省がバス・タクシー・トラック運送事業者を対象とした事故防止対策支援推進事業の補助金申請受付を開始した。先進的な交通事故防止の取り組みを支援する制度であり、デジタルタコグラフや衝突軽減システム等の導入費用の一部が補助される。海コン陸送を担うトラック事業者も対象となり得るため、安全投資コストの削減につながる可能性がある。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000765.html

11. 港湾機器大手2社、IEEPA廃止で既払い関税の払い戻しを受領

その他

港湾クレーンメーカーのKoneクレーンとKalmar(いずれもフィンランド)が、米国のIEEPA(国際緊急経済権限法)に基づく関税の廃止を受けて既払い関税の払い戻しを受けたと発表した。対中関税の撤廃により港湾機器の輸入コスト圧力が緩和されており、設備調達環境が改善しつつある。コンテナターミナルの機器調達コストの変動は、世界各地の港湾整備計画にも影響を与える。
(英語)https://container-news.com/konecranes-and-kalmar-recover-us-tariff-payments-after-ieepa-repeal/

今日のまとめ

紅海情勢の長期化とフーシ派(イエメンの武装勢力)によるバブ・エル・マンデブ海峡封鎖戦略の深化が、アジア—欧州間の運賃高止まりと保険コスト上昇を招き、CMA CGM(フランスの世界最大級の海運会社)の第2四半期利益が前年同期比42%増となるなど、地政学リスクが海運大手の業績を大きく押し上げる構図が鮮明だ。主要海運会社による運賃改定が相次ぐ一方、CMA CGMは港湾インフラへの垂直統合を加速するなど、市場支配力の拡大を図る動きも目立った。米国では外国系海運会社への依存を問題視する政策提言や関税をめぐる訴訟が浮上しており、コンテナ海運市場の競争構造や制度環境に変化をもたらす議論が進展することが期待される。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。


ここ1週間のまとめ

紅海・ホルムズ海峡・黒海・南シナ海と複数の海域で地政学リスクが同時に高まり、アジア発米国向けスポット運賃は2月比で234%高騰するなど、迂回コストと安全リスクが一段と増した。米国の新関税発動により前倒し輸入の反動減が懸念される一方、COSCO Shipping Ports(中国国営の港湾運営会社)や招商港務(中国系の世界的港湾グループ)の上半期取扱量が前年比4〜8%増を記録するなど、グローバルな貨物需要自体は底堅く推移した。主要船社は緊急燃料サーチャージの相次ぐ改定と欠便の常態化を通じて需給を調整しており、荷主にとってスペース確保と輸送費見積もりの難度が増している。国内ではトラック適正原価制度に向けた政府の本格検討が始まり、王子物流とT2(自動運転トラック事業者)が関東・関西間で商用の自動運転定期輸送を開始するなど、陸上輸送の構造変化も加速した。愛媛の地銀2行の統合で船舶融資2.1兆円規模の海事金融グループが誕生する見通しとなり、海運業界の資金調達環境にも変化の兆しが現れた。

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海コン部会

7/29(水) PC18【植検作業予定時間】
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/729-pc18.html

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