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2026/08/15

【海コン業界ニュース】08/15 まとめ

今日のニュース

1. ANLとCMA CGM、アジア太平洋航路で新たなピークシーズン割増料金を導入

国際海運

CMA CGMグループ傘下のANLとCMA CGMが、アジア太平洋航路向けに新たな繁忙期割増運賃(ピークシーズンサーチャージ)の導入を発表した。荷動きの季節的な増加やスペース逼迫を背景に、運賃水準の維持を図る狙いがあるとみられる。日本を含むアジア発着のコンテナ輸送コストに波及する可能性があり、荷主や海コン事業者は今後の運賃改定動向を注視する必要がある。
(英語)https://container-news.com/anl-and-cma-cgm-introduce-new-peak-season-surcharges-on-asia-pacific-trades/

2. 独ハパックロイド、イスラエルの海運会社ZIMと新アジア・南米東岸航路を開設

国際海運

ドイツの海運大手ハパックロイドとイスラエルのZIM(海運会社)が、アジア・南米東岸間の週次コンテナ航路を共同開設する。南米東岸向け輸送需要の高まりを受け、共同運航で航路の安定性強化を図るとみられる。船社間の協業再編が進む中、新規航路は南米東岸向けコンテナ輸送の船腹供給や運賃動向に影響しうる。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-and-zim-launch-new-asia-south-america-east-coast-service/

3. イラン軍の攻撃、ホルムズ海峡航路をテヘラン管理側へ押し戻す

国際海運

イラン軍による商船への攻撃を受け、米国調整下のオマーン側航路からホルムズ海峡北側のテヘラン管理下航路へ迂回する船舶が増えている。中東情勢の緊迫化を背景に、従来安全とされたオマーン側航路の優位性が揺らいでいる。同海峡はコンテナ輸送を含む世界物流の要衝であり、航路変化は日本関連航路の運航計画にも影響しかねない。
https://gcaptain.com/iranian-attacks-push-hormuz-shipping-toward-tehran-controlled-route/

4. COSCOとダイヤモンド・ライン、西アフリカ航路「MWAX」に船舶2隻を追加投入

国際海運

COSCOシッピングラインズ(中国大手海運会社)とダイヤモンド・ラインが、西アフリカ向け航路「MWAX」に船舶2隻を追加投入し輸送力を増強する。両社は同航路での需要増加に対応する狙いがあるとみられる。西アフリカ向けコンテナ輸送力拡大は、同地域の荷動き活発化を映すとともに、アジア発航路にも影響し得る動きといえる。
(英語)https://container-news.com/cosco-and-diamond-line-boost-mwax-service-with-two-additional-vessels/

5. MSC系列TIL、バルセロナ港BESTターミナルの株式取得入札を撤回

国際海運

MSC系列のターミナル投資会社TILが、スペイン・バルセロナ港BESTターミナルの株式取得入札を撤回した。同ターミナルは香港のハチソン・ポートホールディングス系列が運営しており、審査対応や競争環境が撤回の要因とみられる。欧州拠点港でのターミナル運営権再編観測が後退し、海コン業界は港湾投資動向を注視する必要がある。
(英語)https://container-news.com/msc-withdraws-bid-for-stake-in-barcelona-best-terminal/

6. マースク、ラストマイル配送で垂直統合戦略を強化

国際海運

デンマークの海運大手マースクが、港湾から荷受人の玄関先までを自社で結ぶ垂直統合戦略でラストマイル配送の強化を目指すことが明らかになった。ラストマイル配送は上流工程の不備が表面化しやすく、遅延や誤配の責任が集中する局面とされる。同社の動きは、海上輸送から陸上配送までを一貫させるコンテナ物流のサービス化を象徴するといえる。
(英語)https://www.freightwaves.com/news/maersk-vertical-integration-last-mile

7. ユーロシーズ、第2四半期に3320万ドルの利益 新造船計画を拡大

国際海運

海運会社ユーロシーズ(Euroseas、米国上場のギリシャ系コンテナ船主)が2026年第2四半期に3320万ドルの利益を計上した。同時に南通中集(Nantong CIMC、中国の造船企業)向けに燃費効率の高い1800TEU型ゲアレス船の追加発注オプションを行使し新造船計画を拡大している。中小型フィーダー船の供給拡大は、アジア域内やニッチ航路のコンテナ輸送能力に影響を与える可能性がある
(英語)https://container-news.com/euroseas-posts-33-2-million-q2-profit-expands-newbuilding-programme/

8. RCL、フーグリー川で座礁したコンテナ船「ナワタ・ブーム」の離礁を発表

国際海運

RCL(シンガポールのコンテナ船社)は、インドのフーグリー川で座礁したコンテナ船「ナワタ・ブーム」を離礁させたと発表した。同河川はコルカタ港への主要航路であり、座礁で周辺の船舶交通が一時的に滞っていたとみられる。内陸水路での座礁は域内フィーダー輸送の定時性に直結するため、船社には安全運航管理の徹底が改めて求められる。
(英語)https://container-news.com/rcls-nawata-bhum-refloated-after-hooghly-river-incident/

9. ナフサ調達、中東依存が7割から1割へ急減 ホルムズ海峡封鎖から半年

その他

ホルムズ海峡の実質封鎖から半年、輸入ナフサの中東比率は2024年の7割から1割まで急減した。エチレン設備は減産を重ねたが原料枯渇による停止は避けられており、調達先の分散が供給網を支えてきた。中東依存を脱した調達網の再編は、同海域を通る海上コンテナ輸送の航路動向にも影響し得る変化である。
http://www.logi-today.com/988274

10. コロンビア地震、ブエナベントゥラ港の運営に混乱

その他

コロンビアで発生した地震により、同国太平洋岸の主要港ブエナベントゥラの運営に支障が生じている。フランスの海運大手CMA CGMは、同港での物流混乱が当面続くとの見通しを示した。南米太平洋岸を結ぶコンテナ航路では、寄港計画の見直しや貨物輸送の遅延対応が求められる情勢である。
(英語)https://container-news.com/colombia-earthquake-disrupts-operations-at-buenaventura/

11. ウクライナ、黒海民間船舶攻撃停止を提案 露側はバルト海拠点も攻撃対象に

その他

ウクライナが第三者を通じ、露との間で民間船舶への攻撃を相互に停止する停戦案を提示していることが明らかになった一方、同国は無人機によりロシア・バルト海沿岸の主要エネルギー輸出拠点ウスチルガも攻撃し戦線を北方へ拡大している。黒海周辺は穀物・コンテナ輸送の要衝であり、停戦の行方は同海域を通る商船の航行安全とリスク保険料に直結する重要な焦点となっている。
https://splash247.com/ukraine-seeks-black-sea-shipping-truce-as-drones-hit-ust-luga/

12. ハンブルク港、2026年上半期の取扱量が前年同期比で減少

その他

ハンブルク港(ドイツ)は2026年上半期の総取扱量が前年同期比で減少し、5610万トンとなった。欧州向け海上輸送需要の伸び悩みや周辺港との競争激化が背景にあるとみられる。主要ハブ港の取扱減少は、アジア発欧州向け航路の需給や邦船各社の欧州航路計画にも影響しうる。
(英語)https://container-news.com/port-of-hamburg-records-throughput-decline-in-first-half-of-2026/

今日のまとめ

アジア太平洋航路の割増運賃導入や西アフリカ航路への船腹追加投入など、船社各社が繁忙期需要や地域ごとの荷動き増加に合わせて供給体制を調整する動きが目立つ。一方でホルムズ海峡や黒海周辺での軍事的緊張、コロンビアの地震被害など地政学・自然災害リスクが依然として航路の安定運航に影を落としており、主要港の取扱量減少とも相まって世界のコンテナ輸送網は不安定さを抱えたまま推移している。港湾ターミナル投資や物流の垂直統合など事業再編の動きも並行して進んでおり、供給網の分散化と効率化を模索する業界の姿勢がうかがえる。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。


ここ1週間のまとめ

ホルムズ海峡やオマーン湾、紅海周辺では米軍の封鎖執行やフーシ派による攻撃が相次ぎ、コンテナ船「ヴェラノヴァ」への米軍ミサイル攻撃や乗組員死亡事案も発生するなど、地政学リスクが1週間を通じて最大の懸念材料となった。この緊張はマースク(デンマークの海運大手)やハパックロイド(ドイツの海運大手)の運航コストを押し上げつつも需給逼迫による運賃上昇にもつながり、両社を含む主要船社は上期増益を発表するなど収益面では総じて堅調である。一方でパナマ運河の混雑深刻化や台湾海峡・黒海での通航規制、ライン川の水位低下など地理的な制約要因も各航路に波及した。米国向け輸入は関税前倒し需要の反動と中国の商戦期需要増が交錯し方向感が定まらず、船社各社はピークシーズン割増料金や運賃回復措置の導入で対応している。こうした中でも台湾・万海航運(ワンハイラインズ)による大型発注や仁川新港・東京港大井ふ頭の自動化計画など、船隊近代化と港湾デジタル化への投資は着実に進展している。総じて地政学リスクとコスト圧力が業界を揺さぶる一方、構造的な効率化・環境対応投資は継続する一週間であった。

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海コン部会

8/14(金) PC18【植検作業予定時間】
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/814-pc18.html

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