Kaicon.jp

海コンお役立ち情報

2026/09/13

【海コン業界ニュース】09/13 まとめ

今日のニュース

1. アンソロピック、イラン関連の攻撃者が米海軍標的情報の収集にClaudeを悪用したと発表

国際海運

米AI企業アンソロピックは、イラン関連とされる利用者が自社AIモデル「Claude」を用い米海軍艦艇の追跡や標的情報の整理、艦載システムの脆弱性調査を行っていたと公表し、当該活動を遮断したと説明する。海上での安全保障を脅かすAI悪用が表面化した形であり、船舶運航に関わる情報システムの防護意識を海コン業界にも改めて促す事例といえる。
https://gcaptain.com/anthropic-says-iran-linked-actor-used-claude-to-compile-u-s-navy-targeting-data/

2. マースク、ギリシャと北マケドニアの燃料サーチャージを改定

国際海運

マースクは2026年9月14日よりギリシャと北マケドニア・スコピエでの陸送燃料サーチャージをそれぞれ15%と25%に改定する。同社は中東情勢に伴う燃料コスト上昇を理由に挙げ、見直し頻度も月次から週次に変更するという。地域限定の措置だが、中東情勢の長期化が陸送コストを通じてコンテナ輸送全体に波及しうる一例といえる。
(英語)https://container-news.com/maersk-updates-fuel-surcharges-in-greece-and-skopje/

3. スワイヤー・シッピング、アジア発太平洋航路で運賃回復措置

国際海運

海運会社スワイヤー・シッピングがアジア・インド亜大陸発太平洋向け航路で運賃回復を発表した。北アジア、大中華圏、東南アジア、インド亜大陸発の貨物が対象で、2026年9月24日から20フィートコンテナ当たり300米ドルの引き上げが適用される。太平洋方面のコンテナ輸送コストに直接影響する動きであり、荷主のコスト計画に反映されるべき情報である。
(英語)https://container-news.com/swire-shipping-announces-pacific-rate-restoration/

4. DynaLinersシェア指数、上昇続く 港湾株が最高値更新

国際海運

海運関連株の値動きを示すDynaLiners Shares Index(DLSI)が週間で0.4%上昇し2723ポイントで引けた。四部門すべての指数が上昇するなか、港湾関連指数は上げ幅こそ小幅ながら過去最高値を更新し続けている。港湾株の堅調は港湾投資や設備拡張への資金流入を映すものであり、コンテナ取扱能力の拡大を通じて業界の先行きにも一定の示唆を与える内容である。
(英語)https://container-news.com/dynaliners-shares-index-edges-higher-as-owners-hit-record/

5. ハパックロイド、カサブランカ寄港をスロット契約で維持

国際海運

ハパックロイド(独海運大手)が新たなカサブランカ・フィーダー(CSF)サービスを開設し、同港への接続を維持することとなった。従来のWAXサービスから同港が外れたことを受け、エックスプレス・フィーダーズのSPX1サービスの一部区画を活用する形で対応するものである。北アフリカ拠点とのフィーダー網再編は基幹航路とのコンテナ接続に影響しうる動きといえる。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-retains-casablanca-coverage-through-new-slot-agreement/

6. SITCがフィリピン向け2航路を再編、イロイロ・セブの寄港体制を変更

国際海運

海運会社SITCが2026年9月、中国とフィリピンを結ぶCPX4・CPX7の2航路の寄港地構成を見直すと明らかにした。イロイロとセブをCPX7からCPX4へ移管し、イロイロには隔週寄港を設定する方針である。域内フィーダー網の再編は東南アジア域内コンテナ輸送の効率化につながる可能性がある。
(英語)https://container-news.com/sitc-revises-two-china-philippines-services/

7. ハパックロイド、ライン川渇水に備えロッテルダム~ゲルメルスハイム間に鉄道輸送を追加

国際海運

ハパックロイドがロッテルダムとゲルメルスハイムを結ぶ週1便の鉄道輸送を新設し、2026年9月18日から12月31日まで運行する。ライン川の水位低下により内陸輸送の逼迫が懸念される中、既存のバージ輸送網を補完する狙いがある。内陸輸送網の多重化はコンテナ物流全体の安定性確保につながる取り組みといえる。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-adds-rotterdam-germersheim-rail-connection/

8. APMターミナルズ・アパパ、2026年上半期の輸出量が6%増加

国際海運

ナイジェリアのAPMターミナルズ・アパパで2026年上半期の輸出取扱量が前年比6%増となった。同ターミナルは過去5年間輸出量の増加基調が続いているとし、現地輸出業者の活動拡大と貨物流の改善策が要因であると説明している。西アフリカ発着コンテナ物流の拡大傾向を示す事例といえる。
(英語)https://container-news.com/export-volumes-rise-6-at-apm-terminals-apapa/

9. DPワールド、サンアントニオ港でBYD製新エネ車を過去最大規模荷揚げ

国際海運

DPワールド(UAE系港湾運営会社)がチリ・サンアントニオ港で電気自動車およびプラグインハイブリッド車計1918台を荷揚げし、同国向け単一船舶輸送として過去最大となった。BYD社の自動車専用船による同国初の寄港でもあり、新エネ車輸出の伸長を象徴する事例である。完成車物流の拡大は多目的ターミナル運営やコンテナ以外の荷役需要にも影響を及ぼしうる動きといえる。
(英語)https://container-news.com/dp-world-handles-record-energy-vehicle-shipment-at-port-of-san-antonio/

10. コネクレーンズのAGV、APMターミナルズ・マースフラクテⅡ向けに1000台目を納入

国際海運

コネクレーンズ(フィンランドの港湾機械大手)が製造した無人搬送車(AGV)の1000台目を、オランダのAPMターミナルズ・マースフラクテⅡに納入した。両社の長年の協業関係を踏まえこのターミナルが節目の納入先に選ばれ、記念行事も行われている。同ターミナルは自動化コンテナヤードの先進事例であり、AGV普及の進展はコンテナ荷役の自動化・省人化を占ううえで参考になる出来事である。
(英語)https://container-news.com/konecranes-marks-agv-milestone-at-apm-terminals-maasvlakte-ii/

今日のまとめ

本日はイラン関連の攻撃者によるAI悪用事例など海上セキュリティへの警戒を促す動きが伝えられる一方、マースクの燃料サーチャージ改定やスワイヤー・シッピングの太平洋航路運賃回復など中東情勢を背景としたコスト上昇の波及が目立つ。並行して港湾株指数の最高値更新やAPMターミナルズ・アパパの輸出量増加、DPワールドによる新エネ車輸送の記録更新など、港湾投資と貨物量拡大の底堅さも確認される。さらにハパックロイドの内陸輸送網補強やコネクレーンズのAGV納入台数の節目到達など、物流の多重化と自動化に向けた設備投資の進展が着実に進んでいる。
※ 週末は業界メディア・政府機関の配信が減るため、本日は掲載本数が通常より少なくなることがあります。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。


ここ1週間のまとめ

中東ではホルムズ海峡・紅海(バブエルマンデブ海峡)周辺での船舶攻撃が開戦以来最高水準に達し、フーシ派によるモカ港制圧なども重なって航路の緊張が持続した。これを受けMSC(地中海海運)、マースク、CMA CGM(フランスの海運大手)、ハパックロイド(独海運大手)など主要船社は湾岸・地中海・欧州域内各航路で緊急割増運賃や燃料サーチャージを相次いで導入し、運賃コスト構造の複雑化が一段と進んだ。一方で世界のコンテナ荷動き量は7月に過去最高を更新し、米国主要港でも輸入量が歴代上位水準を記録するなど需要自体は底堅く推移している。サムスン電子(韓国の電機大手)によるCMA CGMへの高額賠償請求申し立てや欧州港湾でのストライキなど、荷主・船社間や労使間の摩擦も各地で表面化した。あわせて北極海航路開発や原子力・帆走推進技術の検討、日本国内での造船能力強化や港湾復旧の前倒しなど、中長期の供給網強靱化に向けた投資・政策対応も並行して進んでいる。総じて地政学リスクとコスト上昇圧力が高まる中でも荷動き自体は堅調を保つという、不安定さと底堅さが同居する一週間であった。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。