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2026/05/09

これ、どうやって入れるんですか? 難しい現場敷地内での取り回し

どこかにそういう現場があったような気がするシリーズのシミュレーションです。

どこの現場でもありがちな話なのですが、毎日やって来るトラックやトレーラーの動きを見ている現場の人は「ここは通らないから置いといても大丈夫」というのがわかっているようで、結果的に車両の取り回しに最低限必要なスペース以外はどんどん何かが置かれていくという傾向があったりします。

そうすると、慣れてるドライバーはともかくとして、初めて来たドライバーからすると「え、これどうやって入れるんですか!?」的なチャレンジングな現場になっていたりします。

今回はそういう現場を取り上げて場面設定しました。

1. 今回のテーマ

今回のテーマは、画像下側の現場入口から前進で進入してきて、右上の隙間に頭を突っ込んでから、オレンジ枠のバースに付けるという運転操作です。

実際の現場では、資材(または貨物)は行くたびに配置や占有面積が違いますし、他車もいたりいなかったり車両サイズが異なっていたりします。

今回の場面設定では、かなり難易度が高めの状況を再現してあります。

今回のテーマは、画像下側の現場入口から前進で進入してきて、右上の隙間に頭を突っ込んでから、オレンジ枠のバースに付けるという運転操作です。

2. 40ft3軸でのアニメーション

今回のメインテーマはバース接車のライン取りの考え方にあるため、アニメーションは40ft3軸のみとします。

3. ポイント解説

(アプローチ)
他車と資材に囲まれた中央の三角スペースを使って、ギリギリ左寄せで舐めるようにしながら、右上の隙間に頭を突っ込みます。
なお図には書いてませんが、右上の隙間の奥には竹藪みたいなものがあって、それほど突っ込めるわけでもなかったりします。

(左バック・その1)
そして、右上の隙間に突っ込んだら、頭を左に振って左バック体制に持ち込みます。
ただし、斜めになってる他車が邪魔で左バック一発目ではバースに入りません。ここは斜め他車に接触しないよう、程々にバックします。

(左バック・その2)
斜め他車を回避したら、改めてシャーシを折ってバースに入れる角度まで持ち込みます。
この時に、廃材とシャーシの位置関係はミラーでも見えないので、全体の景色を見ながら位置関係を把握するか、危ないと思ったら下車して位置関係を把握します。慣れてくると下車確認しなくてもわかりますが。
なお、この運転操作をあまり斜め他車と近い位置でやると、頭を起こすスペースがなくなってにっちもさっちも行かなくなるので、ある程度間隔を空けておきます。

(右バック)
斜め他車に接触しないように頭を起こしたら、その先は右バック体制でバースに接車します。

まとめ

この現場は、斜め他車も待機車両ではなく貨物の積み下ろしをしていて、フォークリフトも縦横に走り回っていたりしているので、その合間を縫ってバース接車しないといけないので、ドライバーとしても心理的にはプレッシャーを感じます。

慣れてくるとそういう現場だということで、そういったプレッシャーにも鈍感になっていきますけど、慣れないうちは本当にいつも冷や汗もので運転操作していました。

あと、行くたびに資材(あるいは貨物)や他車の状況が違うので、バース接車へのライン取りも毎回微妙に変える必要があり、そういう意味でもチャレンジングな現場だと感じています。

Kaicon.jpでは、こういう難しい現場も事例としてシミュレーションしていきたいと思います。