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2026/09/21

【海コン業界ニュース】09/21 まとめ

今日のニュース

1. 太平洋・欧州航路の海上運賃、格差が過去最大に拡大

国際海運

コンテナ海運の二大基幹航路である太平洋航路と欧州航路のスポット運賃格差が、過去最大の水準まで拡大していることがわかった。両航路の需給動向が対照的に進んでいることが要因とされ、上海発北米・欧州向け運賃の差にも表れているという。市況調査会社は、この地理的な格差が今後も市場動向を左右する要因になるとみている。
https://splash247.com/transpacific-europe-rate-gap-blows-out-to-record/

2. 米ノースウエスト・シーポート・アライアンス、8月取扱量が前年比8.2%減

国際海運

米シアトル・タコマ両港からなるノースウエスト・シーポート・アライアンスの2026年8月コンテナ取扱量は23万5795TEUで、前年同月比8.2%減少した。輸入の落ち込みが主因で、実入り輸入は同10.3%減の8万3378TEUとなった一方、実入り輸出は同2.1%減の4万1195TEUと相対的に底堅く推移している。年初来累計でも輸入減が全体を押し下げる要因となっている。
(英語)https://container-news.com/northwest-seaport-alliance-volumes-fall-8-2-in-august/

3. ケニア、コンテナ輸入で事前貨物申告を義務化

国際海運

ケニアがコンテナ輸入貨物に対する事前貨物申告(ACD)制度の運用を強化している。ケニア歳入庁(KRA)が2026年8月3日から要件を導入し、9月1日以降は厳格な運用が行われているという。海運会社は、申告に従わない貨物が遅延の対象となるか、別の船便に振り替えられる可能性があると注意を呼びかけている。
(英語)https://container-news.com/kenya-enforces-mandatory-advance-cargo-declaration-for-container-imports/

4. ロッテルダム港、橋の一部閉鎖でマースフラクテへの陸路アクセスに混乱

国際海運

A15号線のシュールホフ橋西側が9月17日午後5時から一部閉鎖され、ロッテルダム港マースフラクテ地区への道路アクセスに大きな混乱が生じている。同橋は港湾地区と周辺地域を結ぶ主要な陸路であり、閉鎖により道路利用者や港湾関連企業、通勤する従業員が深刻な遅延に直面している。この影響は周辺住民の生活にも波及していると伝えられている。
(英語)https://container-news.com/partial-closure-of-suurhoffbrug-disrupts-road-access-to-maasvlakte/

5. ヘルシンキ港、2026年1〜8月のユニット貨物が前年比5.8%増

国際海運

フィンランドのヘルシンキ港が2026年1〜8月にユニット貨物79万1330個を取り扱い、前年同期比5.8%増となった。総取扱トン数も840万トンで3.6%増加しており、コンテナ貨物が同期間を通じて特に好調に推移している。回復基調は段階的なパターンをたどって続いている。
(英語)https://container-news.com/port-of-helsinki-reports-growth-through-august-2026/

今日のまとめ

太平洋航路と欧州航路の運賃格差拡大や北米港湾の取扱量減少に見られるように、地域間で需給の明暗が分かれる動きが強まっている。一方でケニアの事前貨物申告義務化やロッテルダムの道路閉鎖といった手続き・インフラ面の制約が物流に新たな遅延要因を生んでおり、ヘルシンキ港のような堅調な地域も存在するなど、世界の海上コンテナ市場は地域ごとにばらつきを伴いながら推移している。
※ 週末は業界メディア・政府機関の配信が減るため、本日は掲載本数が通常より少なくなることがあります。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。


ここ1週間のまとめ

ここ1週間は中東情勢の悪化が最大の焦点となり、ホルムズ海峡やバブエルマンデブ海峡での船舶攻撃、サウジ石油パイプライン停止などが相次ぎ、海運各社が緊急割増料金や燃料サーチャージの改定で対応に追われている。並行して黒海でもロシアによるオデーサ空爆やトルコの停戦仲介案が伝えられ、地政学リスクが複数海域で同時進行している。一方で需給面ではアジア発米国向け運賃がパンデミック期に迫る水準まで急騰し、ロサンゼルス港やロングビーチ港、米サバナ港などが軒並み過去最高水準の取扱量を記録するなど荷動きの底堅さが際立つ。こうした需要増を見込み、マースクやCMA CGM(フランスの海運大手)などが大型コンテナ船の新造発注に踏み切る一方、パナマ運河の通航制限や港湾混雑の長期化も供給網の懸念材料として残る。港湾インフラ面ではベイルート港やコロンボ港での能力増強投資、日本国内の造船業支援策や国土交通省による貨物量の週次公表開始など、可視化と強靭化に向けた取り組みが各地で進んでいる。全体として、地政学リスクによるコスト上昇と航路混乱、需要の高止まり、設備投資による中長期的な備えという三つの潮流が同時並行で進んだ一週間である。

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