業界ニュース
海上コンテナ業界の最新ニュースをAIが毎日自動収集・要約してお届けします。国際海運、国内港湾、国内陸送、政治・行政の動向をまとめてチェックできます。 毎朝7時頃に配信します。
米国向け輸出は前年割れが続く一方、地政学リスクや台風の影響でアジア域内運賃は5週連続で最高値を更新し、需給の方向性が航路ごとに分かれている。船社側では大型船の新造発注や船隊拡大の動きが相次いでおり、2027年以降の供給圧力増大が市場の先行きに影を落とす。国内では海上コンテナ輸送を担う運転者の高齢化が浮き彫りとなり、業界全体で人材面の構造的課題への対応が急がれる状況である。
2026年09月26日ホルムズ海峡やバベルマンデブ海峡周辺での商船攻撃が続き、ハパックロイド(独)は約6億ドルの追加コストを計上するなど地政学リスクが運航コストと燃料需給を圧迫している。一方でスエズ運河の通航量は前年比27%増となり、陽明海運(ヤンミン、台湾)やOOCL、COSCO(中国遠洋海運)が復帰を検討するなど正常化の動きが着実に進む。運賃面では太平洋航路の急伸と欧州航路の下落が同時進行し航路間格差が過去最大に拡大、アジア発米国向け運賃はパンデミック期に迫る高水準で推移している。新造船発注ラッシュが続き2027年の供給過剰懸念が浮上する一方、メタノール・LNG二元燃料船の投入や香港港の量から質への戦略転換など脱炭素・高付加価値化への布石も並行して進む。日本では国土交通省が主要港のコンテナ取扱量を週次公表する新統計を開始し、物流可視化の取り組みが強化された。総じて地政学リスクへのコスト転嫁と航路正常化、供給過剰懸念という三つの潮流が同時に進行する一週間となった。
2026年09月26日※ 各記事はAIによる要約です。詳細は元記事をご確認ください。
日本発米国向け海上コンテナ、8月は前年比2.1%減
デカルト・データマイン(米物流データ企業)が9月25日、日本発米国向け海上コンテナ貨物量の8月分統計を発表した。米国税関・船荷証券データに基づく20ftコンテナ換算値で、前年同月比2.1%減、前月比では6.5%減となった。今後の月次統計でも同社データを基に荷動きの推移が継続的に把握される見通しである。
出典:www.lnews.jp
スエズ運河通航回復で欧州向け海上運賃に下落圧力
海運調査会社ドリューリー(英国)が公表した世界コンテナ運賃指数は40フィートコンテナ当たり4468ドルとなり、前週比1%下落した。アジア―欧州航路の運賃低下が指数全体を押し下げる主因となっており、スエズ運河の通航回復が背景にあるとみられる。上海発ロサンゼルス向けなど他航路の動向も注視される。
出典:www.logi-today.com
アジア域内コンテナ運賃、5週連続で最高値を更新
英調査会社ドリューリーが公表したアジア域内コンテナ運賃指数は40フィートコンテナ当たり1491ドルとなり、前週比6%上昇した。総合指数は5週連続で過去最高を更新しており、地政学リスクや台風による輸送への影響が上昇要因となっている。荷主や船社にとって当面はコスト上昇圧力が続く見通しである。
出典:www.logi-today.com
中国連休集中で26年秋の船腹需給が乱高下、10月後半は供給過剰懸念
海運調査会社シー・インテリジェンス(デンマーク)が2026年のアジア発欧州向けコンテナ船の船腹需給見通しを示した。同年は中秋節と国慶節の大型連休が近接するため、連休前後で荷動きが偏り10月後半に船腹供給が急増する可能性があるという。これにより運航スケジュールが不安定化し、同時期は供給過剰となる懸念が指摘されている。
出典:www.logi-today.com
イラン、拿捕船舶の売却を紛争補償金に充当検討
イランが米国やイスラエルとの関係を理由に拿捕した船舶について、紛争の影響を受けた人々への補償資金を賄うために売却する可能性を示唆した。対象にはコンテナ船MSCフランチェスカ号やエパミノンダス号が含まれると海運関係の報道で指摘されている。ただし売却に関する最終決定は現時点で発表されていない。
出典:container-news.com
コンテナ船隊、2027年に9%拡大へ 供給圧力が増大
海運調査機関BIMCO(バルチック国際海運協議会)が2026年9月23日、最新のコンテナ船市況見通しを発表し、2027年にコンテナ船隊が9%拡大するとの予測を示した。新造船の竣工が続くことで供給量の増加が加速している状況が背景にある。見通しでは供給圧力が一段と強まる可能性が示されている。
出典:container-news.com
中国聯合海運、14000TEU型コンテナ船2隻を発注
中国の海運会社CU Lines(チャイナ・ユナイテッド・ラインズ)が、上海の造船所・滬東中華造船に14000TEU型コンテナ船2隻を発注した。同社が保有する既存最大船の積載量は6400TEUにとどまっており、今回の発注は自社最大船型の更新となる。新造船は2028年から2029年にかけて順次引き渡される予定である。
出典:container-news.com
マースク、18,600TEU型コンテナ船26隻を正式発注
海運大手マースクがLNG燃料仕様で18,600TEU型のコンテナ船26隻を正式に発注した。業界筋によれば、同社が最大42隻、1万8千〜2万4千TEU規模の新造船建造を検討しているとの観測が以前から出ており、今回の発注はその一部が具体化した形である。今回の確定発注により約48万4千TEU分の輸送能力が追加される見通しである。
出典:container-news.com
独オッフェン、中国造船所でコンテナ船新造再参入を検討
ドイツの船主オッフェン・グループが10年以上ぶりにコンテナ船の新造発注再開を計画している。中国のCSSC傘下広州国際造船所(GSI)と、7000TEU型2隻の確定発注に加え2隻のオプションを含む商談を進めているとされる。ブローカーや市場関係者の情報として伝えられており、実現すれば同社の新造船事業復帰となる見通しである。
出典:splash247.com
バルティック・ハブ、RMGクレーン2基を追加し鉄道取扱力を年間120万TEUに拡大
ポーランドのコンテナターミナル、バルティック・ハブが鉄道ヤードに電動RMGクレーン(レール上を走行する門型クレーン)を2基導入した。同ターミナルはインターモーダル輸送の強化を進めており、鉄道機能の拡充はその取り組みの一環として位置づけられる。両クレーンが稼働開始すれば、鉄道取扱能力は年間120万TEUに達する見通しである。
出典:container-news.com
BGフレイトライン、グリーノック~ロッテルダムの週次コンテナ航路を再開
BGフレイトライン(オランダの海運会社)がスコットランド・グリーノック港とロッテルダム港を結ぶ週次コンテナ航路を9月19日付で再開した。同航路は欧州主要港の一つであるロッテルダムとの定期接続をスコットランドの輸出業者に提供するもので、就航にあたり1,002TEU積みの姉妹船BGエメラルドとBGジェイドが交互に配船される予定である。
出典:container-news.com
ピールポーツ、グリノックとロッテルダムを結ぶ週次コンテナ航路を再開
英ピールポーツグループが傘下のBGフレイトライン(コンテナ船社)を通じ、グリノック港とロッテルダム港を結ぶ週次コンテナ航路を9月19日から再開すると発表した。同航路は2隻の船舶が交互配船する体制で運航され、スコットランドの輸出業者にロッテルダム経由での世界的な海運網への直接的な接続手段を提供するものである。
出典:container-news.com
RCL、南部中国とカンボジア・タイを結ぶ週次新航路を開設
リージョナル・コンテナ・ラインズ(RCL)が南部中国とカンボジア、タイ南部を結ぶ新たな週次サービスを開始する。同サービスはRSK3と称され、1100TEU型船2隻を投入し14日間の周航体制を組む。寄港順は南沙、蛇口、シアヌークビル、ソンクラーの順で、南沙を起点に週1便の定期運航体制を構築する見通しである。
出典:container-news.com
アジア発米国向けコンテナ運賃が高止まり、1FEUあたり東岸9600ドル・西岸8100ドル
アジアから米国向けのコンテナ海上運賃が高止まりしている。スポット運賃は1FEU(40フィートコンテナ1本)あたり東岸9600ドル、西岸は前週比4%高の8100ドル超で、いずれも港から港までの船賃であり内陸輸送を含まない。2021年に西岸が2万ドルを超えた最高値には遠く、紅海迂回で船腹が絞られた2024年のピーク時に近い水準である。
出典:www.freightwaves.com
スエズ運河、8月の通航量が前年比27%増
スエズ運河の通航量が2026年8月に前年同月比27%増加したことがデータで示された。各海運会社が紅海・スエズ航路の運航を選別的に再開したことが背景にある。運航再開は個社ごとの判断で進んでおり、今後も航路選択の動きが徐々に広がっていくとみられる。
出典:www.freightwaves.com
陽明海運とOOCLもスエズ運河復帰を検討、主要船社で通航増加の動き
陽明海運(ヤンミン)とOOCLがスエズ運河利用の再拡大を検討していることが明らかになり、COSCO(中国遠洋海運)も追加の通航を計画している。背景には、スエズ運河庁のラビエ長官と主要船社・代理店20社との会合があり、大手各社が運河利用を段階的に増やす動きが確認された。今後は各社の判断次第で運河経由の航路利用が一段と拡大する可能性がある。
出典:container-news.com
中秋節と国慶節連休の重複、海運の輸送能力に混乱要因
2026年は中秋節(9月25〜27日)と国慶節・黄金週(10月1〜7日)の連休がほぼ重なる。祝日日程の圧縮に加えアジア域内の港湾混雑、地中海方面からの復航船がスエズ運河航路へ戻る動きも重なり、輸送能力に大きな変動要因が生じている。今後の状況次第で船腹配分や運航スケジュールへの影響が続くとみられる。
出典:container-news.com
軽油輸出規制の観測報道で先物市場が急変動、エネルギー長官は全面禁輸に否定的
軽油輸出を90日間禁止する案の報道を受け、米国の石油製品先物市場が水曜日に軽油安・ガソリン高で反応した。エネルギー長官は米国が大量に輸出している以上、全面禁輸は機能しないと否定的な考えを示す一方、業界には輸出制限の可能性に備えるよう伝えている。政権内で議論が続いており、今後の判断次第で先物価格が動く見通しである。
出典:www.freightwaves.com
トロピカル・シッピング、南フロリダのドレージ料金を値上げ
米トロピカル・シッピング(Tropical Shipping、カリブ海航路を持つ海運会社)が南フロリダの一部地域で満載コンテナ貨物のドレージ料金を引き上げる。同社は燃料費の上昇を理由に挙げており、対象となる各料金は50米ドル引き上げられる。新料金は2026年10月18日から適用される。
出典:container-news.com
JMU、マースク向け大型メタノール燃料船を引き渡し
ジャパンマリンユナイテッドが呉事業所で建造した8900TEU型コンテナ船「MAERSK TORINO」をマースクに引き渡した。同船はメタノールと重油の両方を燃料として使用できる仕様であり、海運業界で進む脱炭素対応の一環として建造されたものである。今後はマースクの航路に投入され、燃料選択肢の多様化を通じた排出削減への貢献が見込まれる。
出典:www.logi-today.com