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2026/06/04

【海コン業界ニュース】06/04 まとめ

今日のニュース

1. コンテナ運賃、ピークシーズン入りで上昇基調に転換

国際海運

Freightos(海運運賃指数を提供する米国の調査会社)の週次レポートによると、米中貿易摩擦やイラン情勢の不透明感が続く中、コンテナ運賃がピークシーズン需要の高まりを背景に上昇し始めた。荷主の駆け込み出荷も価格を押し上げているとみられる。
(英語)https://container-news.com/freightos-weekly-update-container-rates-starting-to-spike-on-peak-season-rush/

2. 米軍、ホルムズ海峡で目立たぬ形の商船護衛策を模索

国際海運

ペルシャ湾入り口のホルムズ海峡で、米軍がトランプ大統領が一度発表後に撤回した「プロジェクト・フリーダム」に代わる、目立たない形での商船保護策を進めていると報じられた。海上輸送への影響が注目される。
https://gcaptain.com/us-looks-to-unblock-hormuz-with-quiet-version-of-project-freedom/

3. タンカー、ホルムズ海峡再開を見越しペルシャ湾外に集結

国際海運

一部のギリシャ系オイルタンカー船主が、ホルムズ海峡の航行再開を見越して保有船をペルシャ湾近辺に移動させている。再開時の高運賃獲得を狙う動きで、コンテナ船を含む海運市況にも影響しうる動向である。
https://gcaptain.com/tankers-gather-outside-persian-gulf-in-wager-on-hormuz-reopening/

4. 米軍、イラン向け制裁対象タンカーを無力化、海上封鎖を強化

国際海運

米軍は、イラン港湾に向かっていた制裁対象のオイルタンカーを無力化したと発表した。ワシントンが約1か月前にイランへの海上封鎖を発動して以降、阻止された商船は6隻目で、中東海域の航行リスクは依然高い水準で推移している。
https://gcaptain.com/u-s-forces-disable-sanctioned-tanker-bound-for-iran-as-blockade-enforcement-continues/

5. AD Portsがブラジル物流企業CLIを8.35億ドルで買収、過去最大規模に

国際海運

AD Ports Group(アラブ首長国連邦の港湾・物流大手)が、ブラジルの物流企業CLIを8億3,500万ドルで買収することで合意した。同社にとって過去最大規模の買収案件で、南米市場での海運・物流網拡大を狙う戦略的取引となる。
(英語)https://container-news.com/ad-ports-acquires-brazils-cli-in-record-us835-million-deal/

6. ハパックロイドとSeaspan、初のメタノール改造船改修を完了

国際海運

ハパックロイド(独大手コンテナ船社)とSeaspan Corporation(コンテナ船貸渡し大手)は、共同メタノール改修プログラム下で1隻目の改修を完了した。脱炭素対応として既存船をデュアルフューエル化する流れが本格化している。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-and-seaspan-complete-first-methanol-retrofit/

7. 日本含む60か国・地域に米国が強制労働問題で追加関税案

政治・行政

米通商代表部(USTR)は、強制労働で生産された商品の輸入禁止措置が不十分として、日本を含む60の国・地域を対象に通商法301条に基づく調査結果と最大12.5%の追加関税対抗措置案を公表した。日本発着貨物への影響が懸念される。
http://www.logi-today.com/959793

8. 赤澤経産相、米ラトニック商務長官と2日連続で電話会談

政治・行政

赤澤経済産業大臣は6月2日と3日の両日、米国のハワード・ラトニック商務長官と電話会談を行った。日米通商を巡る協議が緊迫する中、追加関税案など貿易摩擦の懸案について意見交換を重ねたとみられる。
https://www.meti.go.jp/press/2026/06/20260603004/20260603004.html

9. 公取委、無償荷役など物流取引慣行への是正要望を公表

政治・行政

公正取引委員会は、2025年度に独占禁止政策協力委員や経済団体から寄せられた主な意見を公表した。運送会社と荷主の取引慣行では、荷下ろし作業の強要や対価なしの荷役が業界慣行として残るとの指摘があり、是正が求められている。
http://www.logi-today.com/959836

10. トピー工業、商用車用アルミホイール新ブランド「フォージアル」を発表

その他

トピー工業(国内スチールホイール最大手)は、商用車向けアルミホイールの新ブランド「フォージアル」を立ち上げた。軽量性と耐久性、光沢保持を両立した製品で、トラクターヘッドを含む商用車市場での需要拡大を狙う展開となる。
https://fullload.bestcarweb.jp/reports/392469

11. Bot Auto、ブレット・スマ氏を社長兼COOに起用し自動運転トラック網を拡大

その他

自動運転トラック開発のBot Autoは、Knight Transportation(米大手トラック運送会社)とTrailerHawk.aiでの経験を持つブレット・スマ氏を社長兼COOに起用した。専用の自動運転貨物ネットワーク構築を加速する方針で、ドレージ業務への将来的な影響も注目される。
(英語)https://www.freightwaves.com/news/bot-auto-brett-suma-president-coo

今日のまとめ

コンテナ運賃がピークシーズン入りと駆け込み出荷で上昇基調に転じる一方、ホルムズ海峡を巡る米軍の護衛策模索や制裁強化、タンカー集結など中東情勢が依然として海運市況の不確実要因となっている。脱炭素対応ではハパックロイドとSeaspanがメタノール改修を完了し既存船改造の動きが本格化、AD Portsによる過去最大の南米物流買収など事業拡大も目立つ。一方、米国の強制労働を理由とした追加関税案や日米閣僚協議の継続など、通商面では緊張が高まっている。


ここ1週間のまとめ

中東情勢ではホルムズ海峡危機の長期化や湾岸でのMSC(スイス系大手コンテナ船社)船被弾など船舶攻撃が相次ぎ、運賃・保険料への波及懸念が高まった。運賃面ではDrewry(英ロンドンの海運コンサルティング会社)の世界コンテナ運賃指数が4週連続で上昇し、ピーク需要本格化を背景にMSC、ONE(邦船3社合弁のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス)、マースク、ハパックロイド(ドイツの大手コンテナ船社)など主要船社が一斉にピークシーズンサーチャージを打ち出した。経営面ではPIL(パシフィック・インターナショナル・ライン)会長の一時離任やZIM(イスラエル系コンテナ船社)の新CEO起用、ハパックロイドによる買収協議が注目を集めた。脱炭素分野ではバレンシアと寧波両港のグリーンコリドー実施合意や欧州委員会による炭素二重課金回避の方針表明など制度面の進展が目立った。国内では国土交通省による港湾BCP強化や阪神港と伊万里港の連携、公正取引委員会による下請運賃監視強化など、構造的な変化が同時並行で進んだ一週間となった。


海コン部会

(海上コンテナ部会)部会ニュース第752号 台風6号(R8年)接近に伴うゲートオープン状況について ⑫
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/752r8.html

【海上コンテナ部会】部会ニュース第750号 台風6号(R8年)接近に伴うゲートオープン状況について ⑩
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/750r8.html

6/4(木) PC18【植検作業予定時間】
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/64-pc18.html

【海上コンテナ部会】部会ニュース第749号 台風6号(R8年)接近に伴うゲートオープン状況について ⑧
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/749r8.html

更新)台風6号接近に伴うPC18作業予定
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/6pc18.html

神戸港6月3日コンテナターミナルゲートオープン予定
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/post-1019.html

六甲アイランドのコンテナヤードで確認されたヒアリへの対応(神戸市港湾局)
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/post-1018.html

2026年度「港湾幹線道路使用料減免措置」のご案内(神戸市港湾局)
(阪神港海上コンテナ協会)
https://www.hma-web.or.jp/infomation/2026-1.html

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