Kaicon.jp

海コンお役立ち情報

2026/09/06

【海コン業界ニュース】09/06 まとめ

今日のニュース

1. パナマ運河、10月予定の喫水制限強化を当面見送り

国際海運

パナマ運河庁がネオパナマックス閘門を通過する船舶に対して予定していた最大喫水の引き下げ措置を10月について当面見送った。運河は近年干ばつによる水位低下で通航制限を繰り返しており、船社の運航計画に不確実性が続いている。日本発着を含む北米東岸向けコンテナ航路の積載量やスケジュール安定性にとって、当面は下支え材料となる見通しである。
https://gcaptain.com/panama-canal-scraps-planned-october-draft-cut-for-now/

2. MSCが太平洋航路を再編、寄港地を2系統間で入れ替え

国際海運

地中海海運会社(MSC)がアジア―北米間の2系統で寄港地を入れ替え、ハイフォン・オークランド・厦門の寄港順を変更したと明らかになった。パールとセントーサの両ループ間で寄港地を組み替える形での見直しである。航路再編は着地日程や輸送日数に影響し得るため、荷主・海コン各社にとって輸送計画の再確認が求められる。
(英語)https://container-news.com/msc-reshuffles-ports-between-two-transpacific-services/

3. 熱帯サイクロン連続発生で中国・南太平洋間コンテナ航路に混乱

国際海運

海運会社ネプチューン・パシフィック(Neptune Pacific)が、アジア太平洋航路で混乱継続を警告した。同社によれば、マイサック・バビ・ノウル・ドルフィン・サウデルという5つの熱帯サイクロンが近年中国各地に影響を及ぼし、港湾の一時閉鎖を招いているという。荒天による寄港・航路調整は南太平洋方面のコンテナ輸送計画に遅延リスクをもたらすものである。
(英語)https://container-news.com/tropical-cyclones-disrupt-china-south-pacific-container-services/

4. DynaLinersシェア指数、8週連続上昇後に反落

国際海運

海運企業株価を示すDynaLinersシェア指数が8週連続上昇の後、53ポイント(1.9%)下落し2712となった。前週に過去最高値を更新した反動で、特に船社株の下げが大きく、船主株は上昇を継続している。株式市場の評価が海運市況の先行指標となる中、コンテナ船社の収益期待に対する調整局面を示す動きといえる。
(英語)https://container-news.com/dynaliners-shares-index-slips-after-eight-weeks-of-gains/

5. マースク、パキスタン向け輸入で荷受人情報の新規則を発表

国際海運

マースクがパキスタン向け輸入貨物について、荷受人識別情報の提出を必須とする新規則を2026年8月15日付で導入すると顧客に通知した。同国税関のSRO 882(I)/2026に基づく措置であり、輸入一般申告書(IGM)への記載が求められる。同国向け輸送を扱う海コン事業者は書類手続きの見直しが必要になる見込みである。
(英語)https://container-news.com/maersk-outlines-new-identification-requirements-for-pakistan-imports/

6. ONE、シンガポール積み替え貨物の危険物取扱料金を改定

国際海運

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)がシンガポール港での積み替えコンテナに関する危険物取扱料金を改定すると発表した。背景にはPSAグループによる一部国連番号の分類見直しがあり、特にバッテリー関連貨物への影響が焦点となっている。危険物混載比率が高い海コン輸送では、積み替え拠点の規則変更が運賃・書類手続きに波及しうる点に注意が要る。
(英語)https://container-news.com/one-announces-new-dangerous-goods-charges-for-singapore-transshipments/

7. ハパックロイド、東南アジア6カ国の危険物申告をオンライン化

国際海運

ハパックロイド(独海運大手)が東南アジア6市場で危険物申告書類等の提出方法を変更する。2026年9月7日よりシンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジア、タイ発の顧客に予約変更ツールの利用を推奨するもの。書類手続きの電子化が進めば同地域発コンテナ輸送の事務負担軽減につながるとみられる。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-shifts-southeast-asia-dg-documentation-to-online-tool/

8. マースク、複数市場で現地料金と燃料サーチャージを改定

国際海運

マースクがブラジル、キプロス、北マケドニアの現地料金と内陸輸送向け燃料サーチャージを改定すると発表した。変更時期は市場ごとに異なり2026年9月7日から10月1日にかけて順次適用されるという。地域ごとの費用変動は当該航路を利用する海コン輸送コストの見直しにつながる可能性がある。
(英語)https://container-news.com/maersk-updates-local-charges-and-fuel-surcharges-across-several-markets/

9. マースク、メキシコ内陸燃料サーチャージを9月も2%に据え置き

国際海運

マースクは2026年9月もメキシコ向け内陸輸送の燃料サーチャージを、輸出入・全モード対象で8月と同じ2%に据え置く。同社は中東情勢を理由として挙げており、燃料コストの高止まりが背景にあるとみられる。北米関連の内陸コンテナ輸送コストに与える影響が注視される。
(英語)https://container-news.com/maersk-keeps-mexico-inland-fuel-surcharge-at-2-in-september/

10. ハパックロイド、地中海-南米西岸航路で配船船舶を変更

国際海運

ハパックロイドが地中海・南米西岸(MSW)航路で、2026年9月16日にモロッコのタンジェ・メッド港にてCAPE CORFU号をPUERTO LIMON EXPRESS号へ交代させると発表した。同航路では輸入貨物が同港で積み替えられる運用であり、船舶交代に伴う配船調整が行われている。定期船の途中交代は寄港日程や貨物引き渡し時期に影響し得るため、コンテナ関係者にはスケジュールの再確認が求められる。
(英語)https://container-news.com/hapag-lloyd-replaces-vessel-on-msw-service/

11. ネプチューン・パシフィック、ノーフォーク島へ初の重量物輸送を完了

国際海運

太平洋地域の海運会社ネプチューン・パシフィックが2026年8月、ノーフォーク島向けに初の重量物輸送を実施した。最大吊り上げ能力18.5トンのクレーンを備えた専用船「LCTノーフォーク」を用い、高所作業車や消防訓練用機材など地域生活に必要な機材を届けたものである。離島向け輸送網の拡充は、コンテナ輸送が届きにくい地域の物流課題を補完する動きとして注目される。
(英語)https://container-news.com/neptune-pacific-completes-first-heavy-lift-voyage-to-norfolk-island/

12. 米沿岸警備隊、キー橋崩落調査で大型船対応の港湾リスク拡大を指摘

政治・行政

米沿岸警備隊が2024年のボルティモア・フランシススコットキー橋崩落を受け、米国内港湾インフラのリスクに関する包括的な調査結果を公表した。既存の航路や設備が船舶の大型化に十分対応できていない実態が浮かび上がった形である。大型船依存が進む海コン輸送にとって、寄港地選定や航行安全対策の見直しを迫る材料となり得る。
https://gcaptain.com/coast-guard-key-bridge-inquiry-finds-u-s-ports-facing-growing-risks-from-larger-ships/

今日のまとめ

パナマ運河庁が10月の喫水制限強化を見送った一方、熱帯サイクロンの連続発生による港湾閉鎖や地中海海運会社(MSC)の航路再編など、天候・運航面での不確実性が引き続き輸送計画に影を落としている。マースクをはじめとする各船社はパキスタン、ブラジル、メキシコなど各市場で料金・書類手続きの改定を相次いで打ち出しており、地域ごとの規制対応が海コン事業者に求められる局面が続く。加えて船社株価の反落や米沿岸警備隊による港湾インフラリスクの指摘など、市況・インフラ両面での調整局面を示す材料も並ぶ。
※ 週末は業界メディア・政府機関の配信が減るため、本日は掲載本数が通常より少なくなることがあります。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。


ここ1週間のまとめ

パナマ運河の予約緩和や大型船受け入れ承認など輸送力拡大の動きが進む一方、ホルムズ海峡の通航減少や黒海周辺の船舶被害、ロッテルダム港などのタグボートストライキが相次ぎ、地政学リスクと労働問題が航行の安定性を脅かした。太平洋航路の運賃は港湾混雑と需要堅調で最高値を更新した一方、欧州航路は弱含みとなり、航路間の採算格差が拡大している。コンテナ船の定時運航率は5年ぶりの下げ幅を記録し、船隊輸送能力が3400万TEUに達する見通しとなるなど、供給過剰と運航乱れが同時進行している。COSCO(中国国有海運大手)を巡るスパイ疑惑や渇水・海賊・スエズ運河関連の追加サーチャージ導入など、安全保障とコスト構造の両面で緊張が続いた。他方でロイズ・レジスターとマースクによる原子力推進船研究、帆走支援装置の試験導入、北極海航路向け砕氷コンテナ船建造など、脱炭素・次世代技術への投資も着実に広がっている。国内では横浜港のデジタル化推進や港湾関連税制・予算の拡充要望が示され、行政主導の基盤強化も進行している。

この記事はAIが外部ニュースソースから自動収集・要約したものです。正確な情報は各元記事をご確認ください。